300<スリーハンドレッド> 

こんにちは 箱ネコです初めてのブログ記事、タイトルはー

300<スリーハンドレッド

です!!よろしくお願いします!!

 

300<スリーハンドレッド>とは

300<スリーハンドレッド>は時期は紀元前5世紀はじめ、中東地域の一大帝国であるアケメネス朝ペルシアがギリシャに侵攻した「ペルシア戦争」の一部、ギリシアのポリスの一つスパルタが中心となり奮闘した「テルモピュライの戦い」を舞台にしています。

見所は

主人公レオダニス王の圧倒的戦士

爽快です!痛快です!

スパルタといえば戦士国家で有名で男子は皆職業全員戦士!というくらい戦士一色ですが、士道(スピリッツ)に忠実で祖国の名誉にかけて恥じない生き様を最後まで貫き通す姿には日本の武士にも重なるかっこよさです。

 

圧倒的戦力差15万人VS 7000人

何より強い!相手は超強大国ペルシアが本気の本気で攻めてきてます、兵力差はペルシア15万人対ギリシャ7000人というなかで、ギリシアの主力スパルタの集団戦法「ファランクス」と「地の利を生かした戦術」で大人数を少人数が圧倒するシーンは爽快です。

 

www.amazon.co.jp

 

歴史

見所は「みんなの好物の詰め合わせセット」そんな300<スリーハンドレッド>歴史はこんな感じです。

ギリシア

ギリシアはポリスと言われる地都市国家で個々で独立して運営しており、お互い協力しあったり、お互い戦争したりしていました。ただし、共通のギリシア神話の神々を信仰し、オリンピックをするなどギリシア人としての一体感も持ち合わせていたようです。その中で今回の主役のスパルタは戦士国家として圧倒的な力を持ったポリスの一つでした。

ペルシア戦争

当時中東の一大帝国であったペルシアに中東の周辺国は支配されていました。ギリシア人のポリス「イオニア」もその一つでしたが反乱を起し、これをアテネが支援したためにペルシアはギリシア遠征を行いました。*図参照

ギリシア遠征は何度か行われており、一度目は暴風雨で中止。二度目はアテネを中心をするギリシア軍(ポリス連合軍)が紀元前490年(第二次ギリシア遠征)マラトンの戦いでペルシアを破ります。三度目は紀元前480年サラミスの海戦、その翌年のプラタイアイの陸戦でペルシア軍を撃退し、ギリシア人はポリスの自由と独立を死守したのですが、今回の映画の舞台は(クセルクセス率いる)三度目のギリシア遠征です。

 

f:id:k35fvH5T07C1upH:20211018213721p:plain

ペルシア戦争地図

 

テルモピュライの戦い<ネタバレ>

さて、本ブログで紹介する戦争となっている「テルモピュライの戦い」ですが、第三次ギリシア遠征でペルシアが一番最初に陸路で衝突したギリシア軍との戦いです。こちらの主役はアテネではなく今回紹介する作品の主役レオニダス1世が王を務める戦士国家スパルタです。

ギリシア軍は圧倒的不利

ギリシア側は数的に圧倒不利でした。まずは兵力差はペルシア兵15万人(諸説あり)に対してスパルタの王ダレイオス1世率いるギリシア兵(ポリス連合兵)は7000人です。しかも各ポリスからかき集めた兵はポリス毎に士気はバラバラ、兵の練度もまちまちでした。ポリスの中で最強なのがスパルタでしたが、たまたまお祭りの最中で(笑)スパルタも兵士は300しかだせませんでした。

ギリシア側はこの人数差を埋めるため両脇を断崖絶壁の海と山地に囲まれた細い道があり、関所を設置してある「テルモピュライ」で待ち受けたのでした。ペルシアの数の利(横に展開して包囲する作戦など)を活かせない防御にはうってつけの場所で主力のスパルタの重装歩兵を先頭に15万のペルシア軍とぶつかります。

前半は地の利とスパルタ兵の圧倒的強さで撃退

スパルタの重装歩兵は圧倒的に強く「長槍と大きな盾を持つ歩兵が盾と兜で隙間なく鉄壁を作るように並び、隙を見て長槍で的を仕留める」ファランクスと呼ばれる戦術で敵兵を圧倒します。激突1日目はペルシア軍の死体の山が積み重なるだけでした。二日目ペルシア軍は不死隊と呼ばれる精鋭部隊を突入させるも1日目と同じく不死隊の死体(笑)で山ができました。

ギリシア側の裏切りで戦況が一変レオニダスは退却命令を出すも、、

前半はしばらく善戦していましたが、味方の裏切り者が山側に裏道があることを教えてしまい、守備の作戦が崩壊します。レオニダスはこのままだと袋の鼠である事に気づき戦力を次に活かせるようにギリシア連合軍に退却を命じます。しかし、本人はそこに残り最後まで戦う(戦士は撤退しない、祖国の名誉のために・・!!)という事でした。元々スパルタ以外の兵は士気もそんなに高くなくあっさり帰還するものが多くいた中で、スパルタ兵300人はレオニダスと最後まで残ると言って帰還しません。残り300となったスパルタ兵(実際は他のポリスでも残る人はいたみたい)で最後まで戦います。

クセルクセスがレオニダスに剣を差し出せと伝える

地の利を活かせないギリシアにペルシアの軍司令官クセルクセスは勝利を確信しました。レオニダスに対して「剣を差しだし、降伏しろ」と降伏勧告を行う。しかしレオニダスは一言、「モーロン・ラベ(来たりて取れ)」つまり「かかってこい」と返したと言われています。その後はギリシアから突撃していきペルシア兵を圧倒しかなり善戦します。クセルクセスの兄弟、親戚も討ち取ることに成功したようです。しかしレオニダスも途中討ち死にしてしまいました。しかしスパルタ兵は最後の一人が討ち死にする瞬間までその遺体を相手から守り通したそうです。

スパルタの強さの秘密はスパルタ教育

スパルタはリュクルゴスの制と言われた厳しい教育制度と軍国主義をとっていました。広大な支配地域を持ち周辺の民族を従え、多くの戦争奴隷を獲得しており、人口構成の多くを締めていました。周辺に済む劣位の市民商工業に従事させた2万人や征服先の隷属農民5万人の上に君臨しているスパルタはたった男性5000ほどで従属させていました。

戦場では重装歩兵となるスパルタの男性市民は職業=専門軍人として、幼少から厳しい訓練を課されました。また、平常時も常に7万人の反乱を抑止できるように圧倒的支配力を維持するために強くある必要があったようです。

というわけで今回は「テルモピュライの戦い」を舞台にした300<スリーハンドレッド>紹介しました!

*このブログは素人が独自に資料を見て素人目線で整理したものです。史実や商品の説明として間違っている可能性はあります。その点ご容赦ください。

初めまして、箱ネコです。歴史系映画紹介ブログ始めます!

初めまして、箱ネコです。

歴史系映画紹介ブログはじめます!

 

地域や時代、順番もバラバラですが楽しかった歴史系映画を紹介していきます。

 

自己紹介でも記載してますが、

私、歴史素人のサラリーマンで歴史に興味を持ち始めたのがつい1年前です。

 

もっぱら歴史紹介系YouTubeをただただ流し視聴してるだけの知識レベルです。*ページ下部によく試聴していた動画を紹介しておきます。

 

そして最近になり、ようやく本を見ながら体系的に学び始めたばかり。

 

そしてアマゾンプライムで映画でも歴史ものを視聴するようになりました。

 

 

こんな感じでのんびりとした学習スタイルでやってきましたが、

 

このブログでは素人ながら自分の学びをアウトプットも兼ねて映画の紹介をしてみます。

 

 

それではみなさんよろしくお願いします!

 

よく視聴していたYouTube一覧

 

中田敦彦YouTube大学


www.youtube.com

 

・非株式会社いつかやる


www.youtube.com

 

ぴよぴよ速報


www.youtube.com

 

ドントテルミー荒井 大人の教養TV


www.youtube.com